コラムcolumn
予防接種

インフルエンザワクチンのQ&A

インフルエンザワクチンの季節がやってきました。
インフルエンザワクチンについて、よくいただく質問をまとめました。分からないことがありましたら、まずはこちらをご覧ください。

質問をタップすると回答が開きます。

01予約・接種のルール

接種はいつ・どのように行われますか?

当院では、通常の一般外来と分けた「インフルエンザワクチン専用枠」で接種します。予約はWeb予約のみです。

2026年度は、かかりつけ登録の方は9月14日(月)午前9時〜9月19日(土)12時、それ以外の方は9月25日(金)18時〜受付開始です。接種日時・空き状況は予約画面でご確認ください。

参考:当院の予約案内

ほかの予防接種や、通常の診察と一緒に受けられますか?

当院の専用枠では、ほかのワクチンとの同時接種や一般診療は行いません。ほかの予防接種・診療は、別日に通常の枠をご予約ください。

これは安全管理と混雑緩和のための当院の運用ルールです。医学的にすべての同時接種が禁止されているわけではありません。

予約日までに熱や風邪症状が出たら、どうすればよいですか?

37.5℃以上の発熱や咳・鼻水などが出た場合は、専用枠へ直接来院せず、予約を変更し、通常の診療枠で事前に受診・ご相談ください。

軽い鼻水などでも接種できる場合はありますが、体調を確認して医師が判断します。

02ワクチンの種類と選び方

フルミストと注射のワクチンは、何が違いますか?
2種類のワクチンの比較
項目フルミスト注射
接種方法両方の鼻にスプレー皮下注射
種類弱毒生ワクチン不活化ワクチン
対象年齢2歳〜18歳生後6か月〜
回数1シーズン1回13歳未満:2回
13歳以上:通常1回
主な特徴注射針を使わず、鼻の粘膜にも免疫を誘導病原性のあるウイルスを含まない

フルミストは左右の鼻に0.1mLずつ、合計0.2mLを噴霧します。針を刺す痛みはありませんが、鼻への刺激や違和感を感じることはあります。

参考:フルミスト添付文書

どちらを選べばよいですか?

年齢、持病、服用中の薬、ご家族の状況を確認して選びます。

  • フルミストが選択肢になる方:2歳〜18歳で接種条件を満たし、注射が苦手なお子さんや、1回で接種を終えたい方。
  • 注射を選ぶ方:2歳未満・19歳以上、妊娠中、免疫不全や免疫抑制治療中の方など。
  • 事前相談が必要な方:喘息・ゼーゼーの既往、アスピリン服用中、重度の免疫不全のご家族と同居している方。当院では原則として注射を検討します。

13歳以上は注射も通常1回です。効果は流行株や年齢などによって変わるため、「フルミストの方が必ずよく効く」「1年間確実に守られる」とは言い切れません。

ワクチンは何のために接種するのですか?

インフルエンザの発症や、肺炎・入院などの重症化のリスクを減らすためです。感染や発症を完全に防ぐものではありません。

脳症を含む重い合併症を必ず防げるとは言い切れません。接種していても、意識や呼吸などに異常があるときは速やかに受診してください。

参考:厚生労働省:インフルエンザの予防

03フルミストについて

生ワクチンですが、どのような仕組みですか?

病気を起こす力を弱めたウイルスを鼻に噴霧し、鼻の粘膜と全身に免疫をつけるワクチンです。ウイルスには次の3つの性質があります。

  • 低温馴化:低い温度でも増殖できる性質。
  • 温度感受性:高い温度では増殖しにくい性質。
  • 弱毒化:病気を起こす力が弱められていること。

これらにより、肺などで増殖しにくくなっています。ただし、副反応や接種に適さない条件がないわけではありません。

発症を防ぐ効果は、どのくらいありますか?

国内の承認時試験では、インフルエンザの発症率はフルミスト群で25.5%、プラセボ群で35.9%でした。相対的に発症リスクを28.8%減らしたという結果です(95%信頼区間12.5〜42.0%)。

この数字は特定の試験の結果であり、毎年の効果を保証するものではありません。流行するウイルス、年齢、過去の感染・接種歴などで効果は変わります。

鼻の粘膜の免疫や細胞性免疫も誘導しますが、型のずれに対する強さや注射より優れていることを一律に保証できるわけではありません。

参考:添付文書「臨床成績」

フルミストを接種できないのは、どのような人ですか?

添付文書で接種不適当とされるのは、主に以下の方です。

  • 明らかな発熱、または重い急性の病気がある方
  • 本剤の成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • 明らかな免疫機能の異常がある方、免疫抑制をきたす治療を受けている方
  • 妊娠していることが明らかな方
  • その他、医師が接種に適さないと判断した方

2歳未満・19歳以上は国内の承認対象外です。卵アレルギーやアスピリン服用は、国内添付文書ではそれぞれ「接種要注意」「併用注意」であり、上記と区別して判断します。服用中の薬は自己判断で中止せず、事前にお知らせください。

参考:フルミスト添付文書

喘息・家族の病気などで注意することはありますか?
  • 喘息・喘鳴:重度の喘息や現在のゼーゼーは接種要注意です。当院では喘息・喘鳴の既往がある場合、原則として注射を検討します。特に幼児や最近発作があった場合は必ずご相談ください。
  • 重度の免疫不全のご家族:接種後1〜2週間は、その方との密接な接触を可能な限り避ける必要があります。難しい場合は注射を検討します。
  • 授乳中:国内添付文書には乳児との接触への注意があります。国内の対象は19歳未満のため、該当する方は事前にご相談ください。

参考:フルミスト添付文書

鼻水や鼻づまりがあると、フルミストの効果はなくなりますか?

いいえ。軽い鼻水があるだけで、フルミストの効果がなくなるとは言えません。承認資料や主要なガイドラインでは、接種前の鼻水の量ごとに有効率を比較し、「鼻水が多いほど効かない」と直接示したデータは示されていません。

一方で、フルミストは左右の鼻に0.1mLずつ噴霧し、鼻咽頭の粘膜でワクチンウイルスが増殖することで免疫を誘導します。米国CDC・ACIPは、ワクチン液が鼻咽頭粘膜へ届くのを妨げるほどの鼻づまりがある場合には、症状が治るまで延期するか、注射ワクチンを使用するよう案内しています。

つまり、問題になるのは「鼻水が少し出ていること」そのものではなく、噴霧した薬液が十分に届かないと考えられるほど強い鼻閉です。これは投与を確実にするための注意であり、軽い鼻水で効果がゼロになるという意味ではありません。

当日の鼻症状が強い場合や、発熱・咳などを伴う場合は、接種を延期するか注射へ変更するかを診察で判断します。予約日までに症状が出た場合は、専用枠へ直接来院せず事前にご相談ください。

参考:CDC・ACIP:経鼻ワクチンの投与と鼻づまり

フルミストの直後にくしゃみをしたら、追加接種が必要ですか?

いいえ。接種直後にくしゃみをしても、通常は追加のスプレーは必要ありません。米国CDC・ACIPは、接種直後にくしゃみをした場合も、その回の接種を繰り返さないとしています。

深く鼻ですする必要もありません。少量が鼻から垂れたり、のどへ流れたりしても、それだけで「接種できていない」とは判断しません。自己判断で追加接種を受けず、気になることがあれば接種した医療機関へご相談ください。

参考:CDC・ACIP:くしゃみをした場合の扱い

どのような副反応がありますか?

鼻水・鼻づまり、咳、のどの痛み、頭痛、発熱など、かぜに似た症状がみられます。

  • 鼻水・鼻づまり:59.2%
  • 咳:27.8%
  • のどの痛み:17.9%
  • 頭痛:11.2%
  • 発熱:1〜10%未満

上記は添付文書の国内試験等のデータです。多くは一時的ですが、高熱や強い症状、症状の長期化があれば受診してください。接種後の症状がすべて副反応とは限りません。

息苦しさ、全身のじんましん、顔や唇の腫れ、ぐったりするなどは、すぐに医療機関へ。ショック・アナフィラキシーの頻度は不明です。

参考:添付文書「副反応」「臨床成績」

抗インフルエンザ薬や検査に影響しますか?

フルミストは、接種前後に使用する抗インフルエンザ薬によって効果が弱まる可能性があります。また、接種後はワクチン由来のウイルスがインフルエンザ検査で検出されることがあります。

薬ごとの間隔、接種後に発熱したときの対応、検査の考え方は、「接種後の発熱・薬・検査」をご覧ください。

04注射のワクチンについて

何歳から、何回、どのくらいの量を接種しますか?
注射ワクチンの接種量と回数
年齢1回の量回数
6か月〜3歳未満0.25mL2回
3歳〜13歳未満0.5mL2回
13歳以上0.5mL通常1回

当院は13歳未満に2回接種を推奨しています。13歳以上は添付文書上1回または2回ですが、当院では通常1回です。

参考:当院の予約・接種案内

2回接種する場合、どのくらい間隔を空けますか?

当院では3〜4週間の間隔を推奨しています。予約は2〜4週間の間隔でお取りいただけます。

2回接種する方は、1回目を予約した後、2回目も別途ご予約ください。体調不良などで予定を過ぎた場合は、自己判断で最初からやり直さずご相談ください。

参考:当院の予約・接種案内

「子どもでも1回でよい」と聞きました。どう考えればよいですか?

海外では、6か月〜8歳の接種回数を過去の接種歴などで判断する方式があります。ただし、過去の接種間隔や年度ごとの基準日などの条件があり、「通算2回打ったら必ず1回」とだけ覚えるのは正確ではありません。

日本の接種方法とは異なります。当院では国内の用法と院内方針に沿って、13歳未満は2回接種を推奨します。フルミストは国内では2歳〜18歳に1シーズン1回です。

参考:CDC:米国の接種基準

参考:当院の接種回数

注射の副反応には、どのようなものがありますか?

接種した場所の赤み・腫れ・痛みなどは10〜20%、発熱・頭痛・だるさなどは5〜10%程度にみられ、通常は2〜3日で軽快します。

腫れや痛みが気になる場合は、冷たいタオルなどでやさしく冷やしてください。強くもんだり、氷を直接当て続けたりしないでください。

症状が強い、長引く場合はご相談ください。息苦しさや全身のじんましんなど、アナフィラキシーを疑う症状があれば直ちに医療機関へ連絡してください。

参考:安城市:副反応について

05アレルギーがある方へ

卵アレルギーがあっても接種できますか?

卵アレルギーがあるだけで、一律に接種できないわけではありません。これまでの症状の程度や、ワクチン接種時の反応を確認して判断します。

卵を食べたときに呼吸困難や血圧低下があった方、以前のワクチンで強い反応が出た方は、予約前にご相談ください。「口の周りが赤くなる程度なら必ず安全」とも断定できません。

米国では卵アレルギーだけを理由とする特別な分割接種などは原則不要とされていますが、当院では国内添付文書に沿って個別に判断し、接種後の状態を観察します。

参考:国内添付文書のアレルギーに関する注意

参考:CDC:卵アレルギーと接種

ゼラチンアレルギーがある場合はどうですか?

フルミストには安定剤として精製ゼラチンが含まれます。ゼラチンを含む食品や薬で、じんましん・呼吸困難などがあった方は、必ず事前にお知らせください。

本剤の成分によるアナフィラキシー歴がある場合は接種できません。食品などへの反応歴は詳しく確認し、原則として成分を確認したうえでゼラチンを含まない注射製剤を検討します。

参考:フルミストの組成と接種上の注意

06接種後の発熱・薬・検査

ワクチン接種後に熱が出たときの対応と、フルミスト前後の薬・検査についてまとめました。

インフルエンザワクチンの接種後に熱が出たら、どうすればよいですか?

注射でもフルミストでも、接種後に発熱することがあります。ただし、接種後の熱をすべて副反応と決めつけることはできません。インフルエンザや、ほかの感染症に偶然かかった可能性もあります。

機嫌・呼吸・水分摂取・尿の様子を確認してください。普段に近い反応があり、水分が取れている場合は、こまめに水分を与え、無理をせず休ませてください。つらくて眠れない、痛みがあるときは、そのお子さんに処方されたアセトアミノフェンを、指示された量・間隔で使用できます。解熱剤と抗インフルエンザ薬は別の薬です。

高熱がある、熱が続く・悪化する、いったんよくなって再び発熱する、周囲でインフルエンザが流行している場合はご相談ください。息苦しい、反応が乏しい、けいれんが続く場合は直ちに救急対応を。水分が取れない、尿が明らかに減っている場合も早めに受診してください。

受診は通常の診療枠をご利用いただき、ワクチンの種類・接種日・発熱が始まった日時をお伝えください。

参考:フルミスト添付文書:接種後の健康観察

参考:NHS:子どものインフルエンザワクチン

抗インフルエンザ薬を使った後、フルミストはいつ接種できますか?

薬の名前と、最後に使用した日時を予約前にお知らせください。内服薬だけでなく、吸入薬・点滴薬、予防目的で使った薬も対象です。ワクチンウイルスの増殖を抑えて、効果を弱める可能性があるためです。

最後の使用からフルミスト接種までの目安(米国CDC)
接種までの間隔
タミフル(オセルタミビル・内服)48時間以上
リレンザ(ザナミビル・吸入)48時間以上
ラピアクタ(ペラミビル・点滴)5日以上
ゾフルーザ(バロキサビル・内服)17日以上
イナビル(ラニナミビル・吸入)個別に確認が必要

国内添付文書は抗インフルエンザ薬との併用に注意を求めていますが、薬ごとの具体的な日数は示していません。上の数字は海外の目安で、腎機能などによってはさらに間隔が必要です。イナビルに「48時間」の目安をそのまま当てはめないでください。

日数を満たしても、発熱中や体調が戻っていない場合は接種を延期します。注射の不活化ワクチンは、このワクチンウイルスの増殖を介した影響を受けません。体調を確認して接種方法を相談します。

参考:CDC:抗インフルエンザ薬とワクチンの間隔

参考:国内添付文書:相互作用

フルミスト接種後に発熱したら、タミフルなどは使えませんか?

インフルエンザの治療が必要な場合は、治療を優先します。「接種後2週間は薬を使ってはいけない」と考えて、受診や治療を遅らせないでください。

接種後2週間以内に抗インフルエンザ薬を使用すると、フルミストの効果が弱まる可能性があります。しかし、これは必要な治療を控える理由にはなりません。症状、周囲の流行、持病、診察・検査の結果を踏まえて医師が判断します。

副反応と考えられる軽い発熱だけで、抗インフルエンザ薬を自動的に使うことはありません。手元に残っている薬を自己判断で飲ませないでください。

接種後2週間以内に治療薬や予防薬を使用した場合は、接種した医療機関へご連絡ください。米国CDCは、この期間などに薬を使用した場合、年齢に合う不活化ワクチン等での再接種を勧めています。当院では、体調や接種歴を確認して注射による再接種の必要性・時期・回数をご相談します。

参考:CDC:接種前後の抗ウイルス薬と再接種

フルミスト接種後にインフルエンザ検査が陽性になったら、本当に感染していますか?

検査の陽性結果だけでは、実際の感染か、ワクチン由来のウイルスを検出したのかを区別できない場合があります。フルミストは鼻で弱毒化ウイルスが増殖するため、迅速抗原検査が陽性になることがあります。

国内添付文書には、接種後4週間以内はワクチンウイルスが残っている可能性があると記載されています。ただし、「4週間ずっと陽性になる」という意味ではありません。受診時はフルミストを接種した日を必ずお伝えください。

接種後でも、流行しているインフルエンザにかかることはあります。「接種したから陽性になっただけ」と決めつけず、症状の強さ、発熱の経過、家族や園・学校での流行なども合わせて判断します。通常のPCRなどの遺伝子検査でも、ワクチン由来のウイルスを検出することがあり、検査を替えるだけで必ず区別できるわけではありません。

検査を受けられないわけではありません。検査の必要性や結果の解釈は医師にご相談ください。接種後の軽い発熱だけを理由に、必ず検査するものでもありません。なお、注射の不活化ワクチンによって鼻の検査が陽性になることはありません。

参考:フルミスト添付文書:検査への影響

参考:CDC:迅速検査の解釈

参考:ワクチン株と流行株の検査上の識別に関する研究

07インフルエンザにかかったとき

ここでは、インフルエンザにかかったとき、または感染が疑われるときの検査・治療・自宅療養について説明します。ワクチン接種後の発熱・副反応については、「接種後の発熱・薬・検査」をご覧ください。

インフルエンザを疑う発熱では、すぐに検査できますか?

発症直後はウイルス量が少なく、迅速抗原検査が陰性でもインフルエンザを否定できません。当院では検査のタイミングとして、発熱後12〜24時間程度を目安に検討しますが、時間がたてば必ず診断できるわけではありません。

検査のために受診を待つ必要はありません。ぐったりしている、息苦しい、水分が取れないなどの場合は、発熱からの時間にかかわらず受診してください。年齢・持病・診察所見によって、検査や治療を早く進める場合があります。

インフルエンザの治療薬は何を使いますか?

当院では、年齢や飲みやすさを考慮し、内服できるお子さんではタミフル(オセルタミビル)を第一選択に検討します。

吸入薬は、十分に吸えるかどうかの確認が必要です。内服が難しい場合や重い症状がある場合は、別の方法も検討します。薬の必要性と種類は、お子さんの状態に合わせて判断します。

抗インフルエンザ薬は一般に発症後48時間以内の開始が効果的ですが、重症例などでは48時間を過ぎても治療を検討します。

参考:CDC:抗インフルエンザ薬の治療

インフルエンザで熱が出たとき、解熱剤は使えますか?

つらくて眠れない、痛みがあるなどの場合は、そのお子さんに処方されたアセトアミノフェン(カロナール・アンヒバなど)を、指示された量・間隔で使用してください。熱の数字だけを下げる必要はありません。

小児のインフルエンザに、アスピリン、ジクロフェナク、メフェナム酸などを自己判断で使わないでください。ライ症候群や脳症の重症化との関連が指摘されています。

大人用の薬や、市販のかぜ薬との重複にも注意が必要です。持病の治療でアスピリンを服用している場合は、勝手に中止せず医師に連絡してください。

参考:日本小児神経学会:インフルエンザ脳症と解熱剤

インフルエンザの療養中、自宅ではどこを観察しますか?

体温の数字だけでなく、次の3つを見てください。

  • 意識・反応:目が合うか、呼びかけにいつもどおり反応するか。
  • 呼吸:息苦しそうでないか、胸や喉が大きくへこんでいないか。
  • 水分・尿:水分が取れるか、おしっこが普段より大きく減っていないか。
反応が乏しい・呼吸が苦しい・けいれんが続くときは、119番など直ちに救急対応を。

水分が取れない、尿が長時間出ない場合も早めに受診してください。乳児やぐったりしている場合は「半日」を待たないでください。

インフルエンザでは薬の有無にかかわらず異常行動が起こり得ます。少なくとも発熱から2日間は一人にせず、窓や玄関の施錠などで転落・飛び出しを防いでください。

参考:厚生労働省:インフルエンザ

参考:日本小児神経学会

08費用・助成・救済制度

接種料金と安城市の助成について教えてください。
当院の料金と安城市の助成適用時
ワクチン接種料金助成適用時
フルミスト8,000円6,000円
2,000円助成・1回
注射1回4,000円1回3,000円
1回1,000円助成

2026年度の安城市の助成期間は2026年10月1日〜2027年1月31日です。対象は市が指定する生年月日の1歳〜高校3年生相当の方。フルミストの接種は2歳からです。注射の助成は1歳〜小学生は2回、中学生・高校生相当は1回です。

接種当日は助成券を必ずお持ちください。助成券を使わず全額を支払った場合、後からの払い戻しはできません。対象生年月日や転入時の手続きは市の案内をご確認ください。1歳未満や市外にお住まいの方は条件が異なります。

参考:安城市:2026年度の対象者・助成券

参考:当院の接種料金

重い副反応が起きた場合、救済制度はありますか?

任意接種で、適正に使用した医薬品によって入院治療が必要な程度の疾病や障害などが生じた場合は、PMDAの医薬品副作用被害救済制度の対象になる場合があります。

生物由来製品による感染等については、別の救済制度が適用される場合があります。いずれも給付要件と審査があり、すべての症状が自動的に補償されるわけではありません。疑われる症状がある場合は当院へご相談ください。

参考:PMDA:健康被害救済制度